幼少期に私は鉄パイプに後頭部を勢いよくぶつけてしまい倒れたことがある。
近くに母がいたので、すぐさま病院へ。
あの頃の記憶は鮮明に覚えている痛い痛いと泣きながら頭がどこかスーッとした感じがあった。
そして気づいたら病院のベッドにいた。一日入院と母から言われた。そして母から「お前は 脳挫傷 だとさ。」と言われた。
ノウザショウ……?と、聞き慣れない言葉にチンプンカンプンだったが私は入院ということに何故かワクワクして、普段読まない幼児向けの本を読んだりした。
1日後、退院。
後頭部が痒かったのを覚えている。
幼稚園でみんなと作品を作りたかったと、悔しがったのも覚えている。
そして、先日。
友人から借りた某探偵漫画を読んだ時。
「氏因は脳挫傷」と書かれていて目を見開いた。慌てて父にこのことを話すと、
「ああ、そうだよ。脳挫傷は氏んでしまうか、生きていても何らかの障がいが残るんだ。お前は脳挫傷で何の障ないもなく生きてるんだよ。まぁ馬鹿が障がいなのかもしれんな。w」と高らかに笑っていた。
かなりびっくりしたが、一応馬鹿以外はなんの障がいもなく生きています。w
父ちゃんヒドス
でも、生きていてよかった
あっけらかんと言われるとなんかな
生きてて良かったね