俺「毎日お味噌汁を作らせてください!!」嫁「主菜と付け合せもよろしく」

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970: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/17(水) 19:10:32.00 .net

ネット恋愛嫌いな奴はスルーしてくれ

今から10年ほど前、当時はまだネトゲがメジャーじゃなくて、チャットが全盛期だった頃
俺は高校生で、アバターのあるチャットに嵌ってた
そこで仲良くなったのが「まのん」ちゃん。年も近く住んでる場所も近かったので、かなり仲良くなった
仲良くなって一年ほどした時、まのんちゃんが友達を紹介してくれた
中学の時のクラスメイトだそうでアバターには「優希」と名前がついていた
まのんちゃんがゆーきとよんでいたので、俺はゆーきくんとよんでいた
正直まのんちゃんを好きだったのでゆーきくんに嫉妬したしジャマだった

丁度今頃の時期、3人で話してた時にルミナリエの話しになった
皆して行きたいと意見が一致し、オフ会の話が出てきた
俺はまのんちゃんに会いたかったので小躍りした
で、約束した当日。待ち合わせ場所の喫茶店に一時間も早くついた俺に、まのんちゃんからまさかのドタキャンメール
バイト先の人がインフルで倒れたから代わりに出なきゃいけなくなったらしい
俺は絶望のどん底だった
帰りたかったが、まのんちゃんからゆーきを宜しく!と言われたので帰るわけには行かなくなった

971: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/17(水) 19:12:02.92 .net
不貞腐れて一時間すごしていると、携帯にゆーきくんからメールが
「おい、待ち合わせ場所にきたけどどれがお前かわかんねーぞ?」
「今どこだよ」
「店の入り口」
言われてみたけど、ゆーきくんらしき人物が見当たらない
「店間違ってない?○○だよ」
「○○で間違いねーよ(看板の画像付き)」
おかしいなーと思って俺の電話番号を伝えてかけてもらった
「もしもし?ゆーきくん?」
「そうだよ、お前店にいんだろ?とりあえず出てこいよ(違和感のある声」
「え?うん」
「電話切るなよ」
「うん」
食器片付けて電話を繋いだまま店を出たら、足元から声がした
ちなみに俺、185センチのウドの大木
視線を下げたら、結構下の方にゆーきくんがいた
めっちゃ可愛い女の子だったorz
「ったく、人がちっせーからって見えなかったとか言うなよ」
「え、いや、え?ゆーきくん?」
「そうだけど?」
「ゆーきくん?」
「そうだっていってんじゃん」
「まじか・・・」
「なんだよ、まのんじゃなくて悪かったな」
「そうじゃなくて、男の子かと・・・」
「は?女だよ、一度も男なんて言ってないだろ」
「ゆーきって名前から」
「は?本名にケチつけんの?」
本名かよ!てかその口調チャットでやられたらわかんねーよ!
ちなみにゆーきくんってのはリアルでのあだ名みたいなものらしくて、まのんちゃんから聞いたんだろうた思ってたらしい
ゆーきくん、もといゆーきちゃんをわかりやすく言うなら、まどマギにでてくる佐倉杏子

972: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/17(水) 19:14:14.30 .net

んでゆーきちゃんと人混みかき分けてのルミナリエなんだが、ゆーきちゃんほんとちっちゃくて、人混みに埋もれるとマジ見えない
ゆーきちゃんは行きたい方にどんどん進むし、ついていく俺はハラハラだった
三十分もしたら心労MAX、気づけばゆーきちゃんの腕に手をまきつけてた
普通は男女逆なんだろうけどね、そんなこと考えてる余裕なかったわ

一通り歩き回ってヘトヘトになって、適当な喫茶店に入店
外寒いってのにパフェ2個頼んで俺に一個よこした
「前に男1人じゃパフェ食べにくいっていってたじゃん?」
いやいや、ここでパフェ食べんでも
そう思ったものの、覚えてくれてたことと、美味しそうに食べる姿が可愛くて気が緩むと頬がニヤニヤしてた

んで付き合う前に会ったのはこの日が最初で最後
俺が高2、ゆーきちゃんが高1だったので、翌年は俺が受験、翌々年はゆーきちゃんが受験で、お互い国立大学目指しててチャットする余裕がなく、疎遠になった

すまんちょっと残業入ったから仕事終わったら続き書き込む

973: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/17(水) 19:25:21.14 .net

>>972
kwskとでも言うと思ったか!

そのとおりだ、kwsk!!

974: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/17(水) 20:13:02.97 .net
>>973
誘惑に負けた愚か者め!俺は決して言わんぞさっさと続きkwskだ!

978: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/18(木) 01:41:54.77 .net

おまたせ、帰ってきた

ゆーきちゃんと疎遠になるのと同時にまのんちゃんとも疎遠になった
もともと俺は勉強頑張る派で、まのんちゃんはお金ためて遊びたい派だったので、感覚があわなくなってきたこともある
大学デビューを果たした俺は二年の夏に告白もされて彼女もできていた
冬、彼女の要望でまたルミナリエにデートに行った
その時たまたま彼女がゆーきちゃんと行った喫茶店に寄りたいと言った
凄く無意識だったんだが、俺はずっと入り口の方を眺めていたらしい
彼女に「なんで入り口ばかり見てるの?」と言われたので、昔あったことを何となく話した
すると彼女が詳しくゆーきちゃんのことを聞きたがったので
「ゆーきちゃんの白いポンチョと白のブーツ、髪の赤いチェックのシュシュが印象的でさ、見失わないように必死だった」と昔を思い起こしていたら
「サイテー」と言われ、水ぶっかけられて帰られた
意味がわからなかった
とりあえず謝っとこうと思ってメールしたら神の早さで着拒されてた

979: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/18(木) 01:44:14.70 .net
手持ち無沙汰に連絡先一覧を見てたら、ふとゆーきちゃんの連絡先が目に入った
女の子だしメアドとか変えてるよなーと思いながら「久しぶり」とメールを送った
なんと届いた
しかも即返信が来た
「あんた誰」
Oh…俺忘れられてるぜ
感傷に浸りながらチャットでの名前を伝えた
「あーあのデカいやつか、で、何か用?」
「(デカいやつ…)ルミナリエを見てたら昔を偲んで」
「は?意味わからん」
「あ、はい久々に話したくなりましたごめんなさい」
「嘘くせー」
「今しがた彼女に振られました慰めてください」
「最初から正直に言えよ。ザマァ!」
ゆーきちゃんはゆーきちゃんだった
その後パケホではないというゆーきちゃんにメールぶっちされそうになったので、俺から電話かけるから出てくれ!とお願いしてダラダラ話した
鮮明に記憶に残ってるのは
「ゆーきちゃん、大学どうだった?」
「今更だな、第二志望通ったぞ」
「え、じゃあ私立?」
「は?国立に決まってんだろ」
「え、第一どこだったん?」
「○○大」
「…第二は」
「△△大」
「まじ?俺と同じじゃん、うそ、信じらんねぇ」
「は?私がアホだと?」
「いやすみません俺ここ第一でした○○大受ける頭ありませんでした」
「○○大も低い学部ならそうレベルかわんないだろ」
「ところで何学部?」
「薬学部」
「(…やべぇ敵う気がしねぇ」
こんな会話した
ゆーきちゃんなにげにハイスペックでした
まぁよく考えたら地元で国立大なんてそう数あるわけないので、俺とゆーきちゃんの学力が似通っている以上、学校かぶるのはある意味当然だったわけだ

980: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/18(木) 01:50:20.98 .net

以降大学で落ち合った
俺が文系、ゆーきちゃんは理系だったので、一年同じ大学にいたのに全く出会うこともなかった
ゆーきちゃんは見た目めっちゃ可愛いのに、何故かいつもぼっちだった
俺たちが大学生の頃、便所飯なんて言葉が出来てた頃だが、それくらい独りが辛い環境なのにゆーきちゃんは1人で平然と飯をかっくらっていた
気になってよくゆーきちゃんの死角から眺めてたんだが、3度ほど男から口説かれたり手紙貰ったりしてた
ある日メールで聞いてみた
「ゆーきちゃん、モテモテなご様子だけど彼氏とか居ないの?」
返信はこなかった。代わりに翌日、ゆーきちゃんに見つかった俺は鬼のような形相で追っかけられた
「だからメールすんのに金かかるつってんだよ」
簡単な話、彼氏とか友達とか作ったところで携帯使わないと連絡が取れずに孤立する
携帯至上主義みたいな現代の若者と携帯使いたくないゆーきちゃんは、人付き合いの距離感が違いすぎた
知ってる人は知ってると思うけど、当時はガラケーでauだとWINコースに入ってるのが当たり前とかそんな環境
しかしゆーきちゃんは月額利用料1800円という恐ろしのライトユーザー
ゆーきちゃんにとって、メールをして即返さないと切れるような人間関係は煩わしいだけでしかなかったようだ

しかし俺はそこで謎の正義感に燃えた
このままゆーきちゃんをぼっちにする訳にはいかない!
俺はゆーきちゃんのお昼タイムを見図り、ぼっち飯を堪能するゆーきちゃんに偶然を装って一緒に食事する計画を立てた
「やぁゆーきちゃん、偶然だね」
「お前、私が来るのどっかで見計らってただろ」
「何言ってんだ、俺は今たまたま偶然通りかかっただけで」
「今外通り雨で土砂降りだけどあんた傘もなしに乾ききってんだけど?」
「…ぼっちの俺と一緒に飯食って下さい」
「最初からそう言えよ」
ゆーきちゃんはシャーロック・ホームズばりの観察眼だった
まぁ俺のこの素晴らしい計画のおかげで、そこから卒業までほぼゆーきちゃんとのお昼タイムをゲット
したのはいいんだけど、医学部のゆーきちゃんは一緒に飯食っててもつねに音楽聞きながら難しい参考書を読んでた
仕方なく俺も参考書を開いた
周りからは単なるガリ勉野郎の集いに見えたはずだ

981: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/18(木) 01:54:25.88 .net

まぁこんな感じで大学時代は特にイベントっぽいイベントもなかった
テストが近づくとお互い発狂しかかりながら一緒に勉強したくらい

で、俺は先に卒業を迎えるわけだ。ゆーきちゃんが寂しがるかと思ってメールした
「ゆーきちゃん、僕は先にいくよ」
「逝くのか」
「あの、漢字が違うんですが」
「卒業できたんだおめでとう」
「あの、コレでも結構優秀なほうなんですが」
「おめでとう」
「ありがとう」
「そんじゃ」
「まてまてまて、まぁ話そうじゃないか」
その後いつもの様に俺が電話をかけて、ぐだぐだとだべった
最後の最後に「お付き合いを前提に結婚して下さい」と言った。素で間違えた
「あんたみたいに私は暇じゃないんで、毎日僕にお味噌汁作らせてください、くらい言える男じゃないと無理」
「毎日僕にお味噌汁を作らせてください!!(電話越しに土下座」
「じゃああと主菜と付け合せもよろしく」
あれ、なんか乗せられた感
こうして俺の卒業と就職を機にゆーきちゃん宅で同棲が始まり、毎朝ゆーきちゃんの為にお味噌汁と玉子焼きと代々受け継ぐというぬか床で漬物をつくる俺の生活が始まったのでした

あれ、こうして思い返してみると愛してるとか好きとかまともに言ったことも言われたこともないな
とりあえず、ゆーきちゃんの就職が決まった年の6月に籍を入れました
ウエディングドレスを見たいんだけどまだ見せてくれない
来年の6月の結婚記念日あたりでウエディングドレス着せようと画策してる

あと、メールは保存してあるので完璧なんですが、あとは記憶つなぎ合わせたりしてるんで変なところがあったらすみません

984: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/18(木) 08:34:18.30 .net
>>981
なら早急に言ってこい

982: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/18(木) 02:05:50.87 .net
ゆーきちゃんは愛してくれてるのか?ちゃんともげてるか?
その辺もkwsk頼むよ

983: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/12/18(木) 03:53:07.18 .net
>>982
初夜は大変だったぜ
俺もゆーきちゃんも初めてだったし、ゆーきちゃん猫みたいにひっかくからな

 

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